「六月博多座大歌舞伎」の船乗り込み&式典に行ってみた(*´▽`*)
パニック障害のある私は、劇場、野球場、映画館など人がたくさん集まっていて、それに加えてじっと座っていなくてはいけない所に行くとそこから逃げたい衝動が襲ってきて、いてもたってもいられないと言う症状が出ます。それは乗り物でも同じです。
呼吸が苦しくなるというか、自制できない恐怖感と言うか・・。
20年経ってやっと自分からそういう場に行こうという気になりはじめ、今日も緊張を緩和するお薬を飲んでこの場所に来ました。(*´ω`)
昔は、お薬を飲む事にさえも罪悪感を持っていましたが、
最近は、このお薬の副作用で、夜長い時間熟睡できるのがかえってメリットになっています。
睡眠を記録するアプリを見るといつもより長い8時間~9時間程、深く眠っています。
その深い眠りから覚めると前日までイライラしていた職場の問題が遠い昔のことのように思えて、少々忘れているのです。(人ってこんなんでいいのかもしれません。)
そんな体験を経験すると、たまにお薬を飲むような自分にとっての試練を作るのが逆に楽しみになりました。(*´ω`)
毎月、市政だよりを隅から隅までチェックして、興味がある行事をピックアップしています。
5月に行きたい行事リストの一つがこれでした。
「そういえば、毎年ニュースで聞いているけれど、実際見たことはないな。」
と思って、仕事のお休みを確認すると、ちょうどお休み!( *´艸`)
これは行くしかないと詳細をチェックします。
¥1200ほどのグッズを買えば、博多座場内で行われる式典(舞台挨拶のようなもの)に入れるとの事♡
グッズ引き換えチケットを事前購入
問合せをしたら、当日に買おうとしても売り切れの場合があるとの事だったので、事前にホームページから購入して、コンビニで引き換えチケットゲット。
よくわからぬまま当日博多座へ。
チケットを出すと「手ぬぐい&おはじきセット」と引き換えてくれ「この手ぬぐいセットが入場チケットの代わりになります。14:50~入場できます」との案内。
現在14:20
キャナルシティ博多から出発した船が14:50頃近くに到着予定だから・・
一旦川沿いに戻り、鏡天満宮近くの橋のたもとで、役者さんなどが乗った船をしっかり鑑賞♡
その後足早に劇場へ移動します。
良い席を取ろうと、走って劇場に向かう女性たちがおりましたが、私のように訳はわからないけれども、船が通過してすぐにゆっくり移動しても特に問題なく座れました。1階席の2列目ゲット♡
慣れている方は、お気に入りの場所にしっかり荷物を置いて場所取りされていました( *´艸`)
「手ぬぐい&おはじき」
これを貰えて、めったに入ることが出来ない博多座の劇場内に入れて¥1200+手数料はお安いと思います。
そして歌舞伎役者さんのウィットに富んだ舞台挨拶を聞けて大満足の時間でした。
日常を忘れる世界を作れるように頑張りたい
以前、一度だけ博多座で歌舞伎鑑賞をしたことがあります。
劇場内で売っている「幕の内弁当」を先に買っておき、幕と幕の間に食べるという新鮮な時間を体験したのを今でも覚えています。
そして、こんな優雅な時間を過ごしている方がこんなにもたくさんいるんだなぁ~とため息をついたのも覚えています。
そんな、お金には代えられない時間の過ごし方について、最近よく考えるようになりました。
生活に困らないだけのお金があればいい。
最低限のそれさえあれば、後はどんな時間の過ごし方をするかで幸福感が変わります。
日常を忘れるこんな世界に浸れる時間を作れる自分でありたいと心に決めた日でした。
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