まわりからお年寄り扱いされない要素とは?

夜の独り言
今までで一番心に残ったジントニック

80代紳士の口癖「まだまだ知らない事だらけ😄」

絵を描く会で知りあった80代紳士。

絵画はもちろんのこと、歴史、政治、宗教など多岐に渡っていろんなお話しをしてくださる師匠です。

行動力抜群、いろんなコミュニティに参加され日々お忙しく過ごされています。

美術展や演奏会などいろんな場面で、私にも声をかけてくださいます。

そんな会に出席すると、52歳の私でも若い方の部類に入ります。(*’ω’*)

集まり事の〆は、遅めのランチをしながら一杯やるというお決まりコース♡

食べ方も飲み方も、50代と対等なのでつい年齢を忘れて楽しんでしまいます。

そして彼が良く口にする言葉「世の中まだまだ知らないことだらけ」😄

上から目線でもなく、向かい合った目線でもなく

彼は、私たちと同じ方向をみた現在進行形でお話しをされます。

だからか、彼のお話しは私の頭にスゥ~っと入り込んできます。

そして、こうも言います。「恋愛ってむずかしいね」(´Д`)

洒落まじりではありますが、本当に面白い方です( *´艸`)

緑茶は湯飲みじゃなくてもいいのです( ˘ω˘ )

「こっちのほうが面白そうだから行ってみよう」と言った高齢紳士

老若男女関係なく、ホテルフロントで数えきれないくらいされる質問があります。

「ここから一番近いコンビニはどこ?」

私は、コンビニも案内しますが、同じくらいの距離にある地元のスーパーマーケットも案内します。

大体皆さん、自分が気に入っている会社のコンビニに行かれます。

私が日頃ほとんどコンビニを利用しないのもありますが、他県に来てまでコンビニか・・ていつも思ってしまいます。

(ダメとかではなくて、いつもと違うところで、真新しいものを買うという、非日常をとことん味わうのもいいかなって・・( ˘ω˘ ))

するとこの前、同じように案内した男性の反応が他の方と違ったので印象に残っていました。

「こっち(地元のスーパー)のほうが面白そうだからこっちにいってみよう」と。

何気ない会話ですが、本当に、皆さん意外と新しい情報の方に行かれない方がほとんどなんです。

無意識にいつもの習慣、慣れたところに行かれます。

そんな中、他の方と違う反応をされたこの男性がとても印象に残っていました。(*’ω’*)

その後、その方がご滞在中お話しをする機会がありました。

お話しの中で、思っていた年齢よりかなり高齢だと知り、びっくりしました。

その方は、ご自身の事を「疑問に思ったらすぐ質問し、それを自分でも検証しないと気が済まない性格だ」とお話されていました。

お仕事は、ある分野の「研究」との事。

とてもユーモアがあって、お話していくと引き込まれる魅力の持ち主でした。

また、是非お会いしたい方の1人です。(*´ω`)

このように出されると、バターもまた違った味わいになります。

お二人の共通点

お二人の共通点は「好奇心旺盛」です。

日常の何気ない事を新鮮に感じられる感受性。

疑問に思うセンサーとそれを納得したいと思う行動力。

納得するまであきらめない忍耐力。

常日頃からそのような生活をしていると、努力せずともその感受性が培われていくのでしょう。

他人がいちいち面倒くさいと思う事が苦にならない面白い人間が出来上がっていくのです。

私もこうありたいとつくづく思いました。

どちらの紳士も、他人のことをとやかく言わないという共通点もありました。

お二人とも、自分に起きたことを楽しそうに話すのです。

例えば「他人が原因で迷惑を被ったけれども、結果大ごとにならずに済んだ」

と言う出来事が起こったとします。

そこで、「〇〇さんからこんな迷惑をかけられて大変だったよ!(。-`ω-)」

と言うのか

「大ごとにならなくて良かった。なんで大丈夫だったかというと・・・・~」

と、他人が起こした事よりも、結果オーライになった過程をおもしろがるのか。

お二人は、どちらも後者です。

もはや、他人の不手際などは頭から消えているのです。

消えているというより

他人に迷惑をかける人なんで山ほどいるから、そこには反応しないのかもしれません。

私も、歳を重ねる毎に、彼らのようないちいち反応しない人になりたいです。( ˘ω˘ )

「そんなんどうでもええわい😄 それより~・・・・」って、

ワインでも飲みながら面白ろエピソードに変えて

笑いの絶えない高齢生活をしたいです。

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