恋愛感情の正体って一体なんなのでしょうか?

異性から良いように扱われる。
ロマンス詐欺に合う。
不倫や浮気をしてしまう。
わかっていてもどうしようもない恋愛問題って至る所にはびこっています。
たとえ相手が悪い人だとしても、どうしてもその人に心が奪われてしまう。
人に対しては「どう考えても利用されているだけだからやめなさい」と言えるけれども、
当の自分の事となると「そうは言ってもあの人は私の事が好きなはず。」「いつかは私の元に来る」なんて期待を捨てきれず、自分の都合の良い方へと考えてしまいます。
以前、ロマンス詐欺で高額な被害を受けた50代の女性が「愛情表現をしてくれたり、優しい言葉をかけてくれたり、やりとりしていたこの期間は、とても幸せな気持ちだったので後悔はしていません」と言っているニュースを目にした時、なんとも言えない複雑な気持ちになったのを覚えています。
わかっていてもどうしようもない感情。
しかも、なんでその人じゃないとダメなんでしょうか。
この厄介な「恋愛感情」ってなんなのでしょうか。
瞑想をしはじめてわかった事

朝と夜寝る前に、瞑想を始めました。
いろんな思考が頭の中を駆け巡る時もあれば、本当に無になる時もあります。
ふと思いついたり、急に考えがまとまって腑に落ちたりすることもあります。
夜寝る前の瞑想は、脳の中に溜まった不必要な情報や思考を放出させて、スッキリした気分で眠りにつけるのに役立っています。
瞑想をしていると、
日々頑張っている自分がとっても愛おしくなり、大切にしてこなかった過去を思い出して涙が流れてくることがあります。
そうしかできなかった過去の私に対しても、それでも必死で頑張っていた結果だと涙が浮かびます。
そんな瞑想から得た感情もあって、
最近は、「これからはもっと私を大事にしてあげよう」って、さらに強く思うようになりました。
そういう気持ちになると、「私に悲しい思いをさせる人からは、出来るだけ離れてあげよう」という気持ちにもなります。
職場はしょうがないとして、それ以外でストレスを作る必要はありません。
嫌な気持ちを運んでくる人とは、争わずに、そっと距離を置く事を心がけるようにしました。
そしたら、いままで目を背けていた問題を解決するしかない事態となりました。
特別に避けるべき人はいないか・・と思いきや・・・。
よ~く見てみたら、1人だけストレスになっている人がいます。
「6年間あいまいな関係を続けている彼」(゚д゚)!
好きな人ではあるけれども、自己否定の塊だった私へと引きずりおろしてしまう要素を持った人。
彼は、今の私にとって有害なのかもしれない・・・と。
心の声を聞けたら、涙が流れた。

瞑想中に彼の事を考えると
心がとっても悲しくなるのです。
いろんな思い出を客観的に思い出してみると、
私がとっても無理している場面しか思い出さないのです。
急に家に来ると連絡があった時に、他の予定を変更して待ってる私。
不可解な事があっても、理解のある人を演じている私。
久々会っても「次の予定があるから時間がない」と言う彼とのランチは、いつも彼の食べるペースに合わせて必死でほおばっていた私。
思い出せば思い出すほど、涙があふれてきます。
私、なんでこんなに必死になっていたんだろう。
本当に良いパートナーシップって、逆じゃないのかなって。
とりつくろいも、合わせる事も必要なくて、いるだけで落ち着く関係だったり、
ぐうたらで弱い所だけを見せれる関係だったり・・。
「彼は、本当は思いやりがない人だな・・」(´-`).。oO
よく考えたら、私はこんな人とばっかり付き合ってきたみたいです。
いろんな出会いがあったのに、本当に優しい人には目もくれず、
体裁は良いけれど優しくない人ばかりに目を奪われ、追っかけて、心が通うことなく終わり・・。
寂しさを味わいたくないから、次から次へと目移りばかりして。
私の中身が変わらないから、また同じ様な人に惹かれて、長続きも愛情も得られずに
今に至ります。
今の彼と離れようと思った事は、今回が初めてではありません。
彼には、ストレスと感じるのと同じくらい感謝の気持ちもあります。
「幸せな気持ちにさせてくれる愛しい人」と「都合よく使われているみじめ感」とが
天秤に乗っていて、絶えず揺れている状態です。
そうして迎えた今回の「手放そう」の感情は、これまでと違うような気がしています。
やっと私の状態が次へ行ける状態へと、準備ができたのかもしれません。
いる場所は変わっていないのに、何かが変わった今日このごろ

振り返ってみると、
その時々の私に見合った人や出来事が訪れてきたなって思います。
だから、一見「失敗した!」とか「後悔に苛まれる出来事」が起こったとしても、それは私にとって必要不可欠な事だったのです。
「あの出来事がなかったとしたら今の自分はない」とさえ思います。
私は、今のこの状態を全て受け入れましょう。
私は、世間体を捨て去りましょう。
何か言い訳を考えるクセを止めましょう。
私を大切にしない人を無理に彼氏とよんで、1人ではないと思い込むのはやめましょう。
1人で良いのです!
私は、まず私を大事にすることをきちんとしましょう。
そんな心の葛藤をしながら、
彼から会おうというLINEがあっても、会う事をせず、既読スルーなどもせずに「必要最低限」の返信だけして1か月が経ちました。
心の中はというと、「目立たず、一歩引いて、目の前のやるべき事を一心にする」という事だけを考えて毎日を過ごしています。
瞑想から得たクリアな考え方から始まり、自分を大事にすることの重要性を知り、
それを実践したら、「よくここまで来れた」という感謝の気持ちが湧き、
その気持ちを心の中や小さい声で「ありがたい」と言う癖がついたら、
不思議な事が起こりました。
環境は変わらないのに、
私の周りの人達がとても友好的に接してくるようになったと感じる事が多いのです。
それに加えて、私自身がびっくりするくらい、
私からも無意識に人に話しかけたり、必要と思ったことをすぐ行動してみたり、
ちょっとしたミスや嫌な事を逆に笑いに変えたりして・・。(*´ω`)
私のいる場所は変わっていないけれども、何かが変わった気がしている今日この頃です。
「これで良い」
「できない自分もこれでいい」
「失敗して迷惑をかけたら、素直に謝って、自分が出来るところまで尽力をつくす」
必要以上に考え込んだり、恐縮しなくていい。
今は、そんな毎日でいいんじゃないでしょうか・・と自分に言ってあげています(*´ω`*)
余談:人生初の「電車で席を譲られた」(;´∀`)
周りがやさしく感じるようになった、そんなある日の会社帰りの事。
帰宅ラッシュの地下鉄電車に滑り込んだ瞬間に、
斜め前の優先席に座っていた若い男性が「座りませんか?」と
私の顔を見ながら席を立ったのです。
席を譲られるなんて!しかも帰宅ラッシュに最中に!(゚д゚)!
少々カタコトの日本語だったので、その青年は日本人ではなかったかもしれません。
ただ、私は人生初の「席を譲られた!」という動揺やらなんやらで気が動転してしまい、
とっさに「いいえ」と手を振ってやり過ごすのが精一杯でした。
反射的に断ってしまった後に、罪悪感に見舞われました。
「優しい青年よ。ごめんなさい。」
まわりを見渡すと、私と同年代らしき女性もそれ以前から彼の前に立っていたようなのに、
「なんで私が選ばれた?!」
「私、そんなに老けて見えてる?」
「とうとう席をゆずられる年齢になったのか」
など、変に心臓がドキドキしました😄
老いなのか、良い事が起こるようになった延長なのか・・・。
後者と思いたい今日このごろです。
関連ブログ:突然「瞑想」が気持ちよく感じるようになった!件
※彼とのお話は、恋愛カテゴリーでご覧ください。
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