80代紳士がランチ会をセッティングしてくれました(*´ω`*)

以前、絵を描く仲間で集まって食事をした時に出会った70代のとっても素敵な女性がいます。
私が「その方と会いたいな~」と口にしていたら、いつも何かとお手紙をくださる80代紳士が実現してくれました。
ある日、紳士からお店のパンフレット入りのお手紙が届きました。
私が会いたいと言っていた女性と連絡を取ってくれて、都合の良い日時を決めて、
「お店の予約もしました」という内容が書かれていました。
こういう行動力は、さすがです(*‘ω‘ *)
久しぶりに会ったその女性は、飾り気がないけれども品があって、やっぱり可愛らしい。
若い女性好きの80代紳士も、彼女の前だと少し照れたような少年のような雰囲気になります。
もしかして、この行動力の速さは
「私が会いたいからではなくて、彼が会いたかったのだな」と
心の中でニヤけた私でした😄
1人1つずつ「土鍋ご飯」がついてきます💛

グラスビール🍺とソフトドリンクでカンパ~イ♡
1つ1つ手の込んだ料理と、1人に1つずつの土鍋ご飯に感激です。
雀や蝶々が自由に飛んでいる中庭を眺めつつ、
美味しい料理とお2人の貴重なお話に耳を傾けられる贅沢な時間です。
ゆったりと言いつつも、
「景色」と「お料理」と「お2人お話」と
私にとっては少々情報量が多すぎたかもしれません😄
お年柄、戦時中や戦後間もない頃の体験談など貴重なお話もありました。
現代からすれば、50才代の私の幼少期もまだ「戦後」だったのだなという思いと、
そんな私でさえ
「戦争とは昔話」と思って他人事のように思って生きて来たなって思いが湧き上ってきました。
激動や平和いろんな時代を、それぞれ1人ひとりが、一生懸命生活してきた過去があり、
そんな1人ひとりが、何のご縁か、
今こうしてささやかな楽しい時間を一緒に過ごせてるのは、奇跡かもしれません。✨
「人生の後半、いかに生きていかに死ぬか」

ふと、その女性が
「遺影のご準備されてますか?」
と紳士に尋ねられました。
お2人とも、日々丁寧に生きておられる方なので、
「死ぬ事」を恐れてはいません。
むしろ、いずれくるであろう「死ぬ」と言う事を当たり前として普通にお話できる方です。
「私、遺影をどうしようかと思っていて。せっかくなら良い写真を早めに用意しとこうかしらと思って(笑)」なんてことをおっしゃっていました。
「いかに生きて、いかに死ぬか」というお話の途中で、
紳士がふと思い出したようにカバンから1枚の紙をだしました。
「家事チェック表」?(・∀・)
紳士の奥様が、雑誌の付録か何かにあった「家事を細分化してわかりやすくした表」を紳士に渡して「コピーしてきて」と頼んだそうです。😄
「家内がね、この表をみて、あなたは50%位してるかなだって(笑)」
すると、今まで「人生について」を語っていた女性も、
「私にもコピーしてくださる?」とかなり食い気味にお願いしておりました。😄
幸せに暮らすって事は、
日々の小さな事が一番大事で、それを相手にわかるように伝える事も大事なんですね。
そんな面白い光景をみながら、長く続いているご夫婦には共通点があるなって思いました。
趣味や好きなものが違ったとしても、お互いの価値観が同じなんだなって。
私は、お二人の配偶者の方とは一度も会った事はありませんが、
なぜかとっても素敵な人にしか思えないのです。
文句をいいながらも、心の奥底ではお互いを「尊敬」しているという気持ちが端々に現れてるからでしょう。(*‘ω‘ *)
私は「生まれ変わりはあるはずがない」と思っておりますが
「生まれ変わったら、結婚をして子供を育てて、晩年はこんな夫婦になってみたい」
と思った日でした。(#^^#)

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