機会は「必然」にやってくる

過去ブログ「50代で転職の実態1~7」に書いていますが、50代半ばにして突如転職をすることになり、現在の会社へ派遣として入社したのがちょうど1年前の事です。
30才でパニック障害を発症し、乗り物恐怖症でもある私は、これまで徒歩もしくは自転車で行ける範囲でしかお仕事をしてきませんでした。
今回は、「通勤手段はどうであれ受かった会社へ入ろう」と流れに身を任せてみたのをきっかけに地下鉄通勤に挑戦する事になりました。。
今思えば、パニック障害を発症したり大病を患ったことが、幼少期から培った酷い私の人格を修正してくれ、50代になってようやく乗り物恐怖症から逃げずに行きたい所へ行こうかと言う気持ちが芽生え、50代半ばでなぜか急に転職をする機会がおとずれ、地下鉄通勤が出来るようになった・・そんな一連のつながりを感じる今日この頃です。
「先を考えず目の前の事だけに」💖自分を追い詰めない心

公共の乗り物を避けて生活していた私にとって、毎日の通勤で地下鉄に乗らなけば行けないという事は一大事であります。
新しい職場で新しい仕事を覚える事よりも「会社に着く事」が毎日の目標でした。(;´∀`)
心療内科で処方していただいたお薬を飲んで出勤し、帰りはいつ降りてもOKだからとお薬なしで帰宅。
それをくりかえして2週間目くらいに「このまま毎日お薬を飲んで出勤して行く訳にはいかないよな~」と思い始め、3週間目に思い切ってお薬を飲まないで出勤する事にチャレンジしました。
1時間の余裕を持って出発し、ダメなら1駅で降りればいいと自分に言い聞かせてのチャレンジでした。
身体がゾワゾワし始めて危ない日もあったけれども、とりあえず1日1日なんとか無事にお薬なしで出勤出来る日を増やしていきました。
思いもよらず、職場では先輩の年下女性からパワハラを受けるという事態ではありましたが、地下鉄に乗って出勤が出来ている自分にもびっくりでしたので・・・(;´∀`)
どちらの衝撃も大きすぎて、どちらも薄まってしまうというなんとも運の良い?状態でもありました😄
1年を振り返ってみて「自分に感謝」しかない(*´ω`*

心療内科の先生がおっしゃっていた通り、「慣れる」は大事です。
通勤と言う毎日同じ繰り返しをすることによって、1年経った今では、地下鉄に対しての恐怖心がなくなりました。通勤以外でも何の躊躇もなく乗れます。
以前は、電車を待っている間もドキドキし、乗ったら乗ったで「恐怖」と言う言葉が頭に浮かんでは「ダメダメ!考えちゃダメ!」と頭の中で戦っておりましたが、今ではそんな事を考えることもなくなりました。
但し、これはあくまでも「地下鉄」に於いてのお話です。
めったに乗る必要のない「バス」だったり、ちょっと遠出する電車になるとまだまだお薬の力をかりなくてはいけないかなって思います。
でも、それでもいいのです。
そうやって私がいつか死ぬ日まで、課題があっても良いかなって思います。😄
自分を無理に一般的な感覚にあてはめず、パニック障害がある自分を
「感受しやすく実は思いやりが多すぎる性質なんだ」と理解し、愛おしく思い、大切して生きて行こうと思います。
私が私を大切にすると、なぜか他人も私を大切にしてくれるようになったと感じることがあります。
そして、一番大切な事は、「他人がどう思おうがどうでも良い」と腹をくくること。
元々、他人の目だけを気にするように成長してしまったから、パニック障害になったと思います。
だから、他人に誇張しなくていい・・、
「人知れず」で良い・・。
自分の自信になるような小さな事をたくさん積み重ねていたら、
遠回りに見えても1年で大きな変化を感じることができました。
こんな楽しみを知ってしまったら、
私の残りの人生もきっとこの数倍楽しくなる事でしょう(*´ω`*)
とにかく、
毎日ドキドキしながらも地下鉄に乗った自分に「ありがとう✨」
新しい職場でパワハラにあって、涙を流しながら夜ご飯を食べても逃げなかった私に「ありがとう」
私だけの神様は、かならず見ています。
もう、幸せになるしかない( *´艸`)
関連ブログ:乗り物恐怖症を何とかしたい日々
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