まさか今年も行けるとは(*”▽”)

思い返せば去年(2024年)の夏、
初めて「吉本新喜劇」公演に行けた感激を今だ鮮明に覚えています。
過去ブログで色々書いてはいますが、私は30才頃にパニック障害を発症して以来、多数の人が気にも止めない事が出来ないというちょっと不自由な生活を強いられてきました。
例えば以下の2つが、行動を妨げる典型的な症状です。
➀乗り物に乗れない⇒だから吉本新喜劇を見るために大阪に見に行く事もできません。
②広場恐怖症⇒大勢の人がいる所は、めまいと息切れで一刻も早く逃げたくなるという感覚に襲われます。なので、劇場で2~3時間座っているという事ができません。
それが、50代になって、出来る限り訓練をしようと言う気になり・・。
心療内科に行き、緊張をほぐすお薬をもらって、ちょっとずつ訓練を始めたら、奇跡的に回復に向かってきました。
そんな矢先、博多座に「吉本新喜劇」が来るという情報をゲットしたのが去年のお話。
「人が密集した場所や、動けない状況がダメ」だった私が、
「新幹線に乗れないから本場の大阪へは行けないけれど、生の吉本新喜劇を観れるのは、これが一生に1度きりかもしれない」とチケットを買ったのがちょうど1年前の事でした。
また今年も博多座で公演があるとの情報を得て、2度目のチケットを手に入れました。(*´ω`*)
1年に1度の楽しみとか。そんな事をたくさん作りたい(*´ω`*)

1年に1度、またこうして楽しみな時間を持てる事にほんとうに感謝です。
何せ待っている間も楽しいのですから(*´ω`*)
同年代の知り合いにこの話をしました。
彼女は「私もこの前○○(お笑い芸人さん)のライブに行こうかと思ったんだけど、金額が微妙に高かったからどうしようか迷ってやめた」という話をしました。
行くのも人生、行かないのも人生。
彼女は、行く方が後悔するという選択。
私は、いろんな場面でお世話になっている80代紳士の言葉を聞いて以来、
「迷うんだったらする」方になりました。
その紳士のお言葉とは、あまり知らない方々ばかりのランチ会へのお誘いを受けた私に対して
「行ってもいいし、行かなくてもいいし。まぁ 行ってみるのも良いんじゃない?」
非常に気の抜けた、気楽なお言葉に、「まぁそうですね。行ってみますか。」となった私でした。
それから、私の人生は変化したような気がしています。
本来なら少々めんどくさいと思って断っていた事をやってみるようになった私。
先の心配をするより、今の目の前を充実させる事が大事だと最近つくづく感じています。
今を充実させると、おのずとその先も充実してるような感じがしています。
むしろ先を案じて、目の前の何かを躊躇すると、その先は躊躇した分だけしか得られないという気がしています。
不思議な事に「迷ったらやってみる」に変えたら、
たとえそれが期待外れな結果だったとしても後悔しないようになりました。
「まぁ、こういう時もあるよね」だけで終わるようになったのです。
「やっぱりしなきゃよかった」ではなくて、「してみたからわかった」のです。(*´ω`*)
本物に出会えた満足感💖

実際の公演は、安心・安定の面白さでした。
安心して笑えるというのが、やはりプロだなぁ~って思います。
漫才コーナーと新喜劇の間の休憩時間に、座席でお弁当やいろんな物を食べる事が出来ます。
今年は、去年買おうか迷って買わなかった、博多座内でしか買えない「きんつば」を買いました。
丁寧に作られたとわかる上品なあんこがびっしり詰まっているので、小ぶりかと思いきや、かなりの満足感でした。
あ~今年もおもしろかった😄
関連ブログ:おそらく最初で最後の「吉本新喜劇」
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