「若いですね♡と言われた」と喜ぶのはまだ早い!
若い人に「若いですね」とは言いません。
50代だから、実際そこまで若いはずがありません。
中高年に対しての「お若いですね」には、
「50代の割には・・」と言う隠れワードがあり、
「とりあえずこう言っておこう」と言う気遣いも多いものです。
他人に意識させたり、他人が過剰に気を使ったりすることが「お年寄り扱い」の始まりかもしれません。
人それぞれの「若い」の定義
50歳過ぎたら、中身や行動がその人を印象付けます。
中身からのパワーがすごい人は、もはや年齢とかシワとかタルミとか以前に、
そんなチープな話題にすらならないかもしれません。( ˘ω˘ )
なので、外からのお手入れも大事ですが、
常に好奇心をもって何かを学び、公平な目線で、物事を柔軟に受け入れられる
そんな人でありたいといつも思っています。
ただし、外見のお手入れを全くしないのも問題です。
年齢と共にいろんなお手入れが必要となってきます。
ここで気をつけないといけない事は、
「年相応」というワードを忘れて、若い頃の自分と張り合ってしまう事です。
シワもたるみも、白髪もなんでも、消そうとするのではなくて受け入れていくことが、
人生を楽しむコツだと思います。
昔「ボジョレーヌーボー解禁」をお祭り騒ぎで祝っていた時代のお話
その当時付き合っていた彼は、年上のリッチな方でした。
ワインをたしなむ習慣もその人からの影響かもしれません。
彼の口癖「本物を知らないと偽物がわからない」
・・で、食事に行っても、びっくりする値段のワインを飲ませてくれたりしました。
その当時は、まったくわかりませんでしたが、今になってわかるような気がします。
味覚や嗅覚は、生まれ持った感覚があるとは思いますが、
私個人の事で言うと、経験でも変わるものだなとも思います。
経験があると、比べる対象ができるからです。
その経験が一流のものだとなおさら良い比較対象になってくれます。
その当時、ワインバーが流行っておりました。
「ソムリエ」という言葉も流行り、そのソムリエさんがいるお店に友人と行ったりもしました。
そして、ソムリエさんにおまかせすると、お支払いの時にびっくりした経験が何度かあります。
1本¥15000や¥20000のワインだったからです。お高い・・・( ̄▽ ̄)
お値段を聞いたらいけないという変な風潮もあったかもしれませんが、
今思えば、若い女性のグループに、こんな値段のワインを出すソムリエもどうかと思います。
流行りとばかりに、わかった風に来店していた私たちの足元を見られたのでしょうか。
味覚は人の数だけありますから何ともいえませんが、
最後にお値段を聞いて「お値段の割には・・ちょっとそれほどでも」という印象が残っています。
お金と心に余裕があれば、素直に「美味しい♡」と思えたのかもしれません。(*´ω`*)
「〇〇の割には」をつけなくても良い環境づくりをしていきたい
良いものは良い。
美味しいものは美味しい。
いまいちなものはいまいち。
出来ないことは出来ない。
何よりも、シンプルに。
「‥の割には」は、言い換えれば「中途半端」と言えそうです。
「‥の割には・・」というワードをつけなくて良い環境に自分を置けるようになりたいです。
背伸びもしない、かと言って妥協もしなくていい環境づくりが、今後の私のテーマです。
ただただ、私が心地よく過ごすために・・。

50代に入って、昔からいつか行けたらいいな~っと、漠然と思っていたレストランに行く機会が出来ました。
知人から誘っていただいた集まりで、このレストランにたまに行くという方がいて。
私が食いついてお話を聞いていたら、一緒にランチに行きましょう!と誘ってくださいました(*”ω”*)
お上りさんをエスコートしてくださる方がいれば、物おじしなくて安心です。
このレストランは、雰囲気、味、接客などすべてにおいて
人生に一度は行ってて良かったと思えるレストランです。
ここで感じたことは、
「敷居が高いお店ほど、緊張しないでくつろげるようなおもてなしに長けている」
という事でしょうか。
「私でもいいんですよ」って。(*´ω`*)
憧れのお店が私をすんなりと心地よく受け入れてくれたという経験が、
私の自己肯定感を高めてくれて、その後からの私を大きく変えてくれたと言っても過言ではありません。
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